2008/12/30

ひろがりたがり

知らない人とかモノとか世界とか

怖いけどそれと同じくらい魅力的だ

2008/12/29

現実と想像

オリジナルの価値を落としてまで復刻なんかすることに意味があるのか、て言う人もいるかもしれないけど、「機能よりもデザイン」ていうプレイヤーだっているんだから復刻したって別にいいじゃない、と思う。

機能的にはそりゃ現行のラインの方が優れてるかもしれないけど、やっぱりデザインはモチベーションに関わるから。
今のデザインは面白くないしかっこ悪い。

90後半から00前半ぐらいの勢いはすごい良かった。
技術革新てほどじゃないにしろ、新しいテクノロジー、新しいデザイン、てそこには見たことのないワクワク感が詰まってた。
現実の20年先じゃなくて、想像の20年先を描いてた。未来を見せてくれた。

それが今じゃ、どうしようもないクラシックブームに乗っかってどうしようもないデザイン連発。そこに描いたクラシックは想像の昔じゃなくて現実の昔。つまり見たことあるものの模倣品。劣化品と言ってもいいくらい。そんなの面白くなくて当たり前。
その時代にはその時代の機能があって、それを踏まえたデザインだから成立するけど、今の時代の機能にその頃のデザインかぶせたって、歪みが生まれてうまく着地できなくなるだけ。この歪みまでしっかりと消化して着地するデザインなら、このクラシックの流れも認めないでもない。

結局それが出来てるのは、過去の名作と名作をハイブリッドしてリデザインされたものばかり。ハイブリッドの過程で、どちらの現実も想像になった上で一つの現実として出てくるからいいんだと思う。

というバッシュのお話。

来年以降はようやく期待できそうな雰囲気。とても楽しみ。

Matthew Brannon






多分若い。
もしかしたら日本好きかも。

とかそれくらいしかわからないけど好きだ。

既に誰かがやっていること、あるいはそれに似たこと。
そんなことやったって仕方がないと常々思う。

もう誰も手をつけてないことなんてないんじゃないか
本当に新しいものはもう生まれてこないんじゃないか

なんて、そんなはず絶対にない。

音楽だってあんなに限定されたなかで次々と新しい名曲が生まれてる
音の並びなんてもう出尽くしててもおかしくない気がするけどまだ全然出てくる

音楽にくらべたらデザインなんて格段に広いフィールドで動き回れる訳だから、まだ誰もやってないこと、見たこともないような面白いものが絶対ある。

真似する為じゃなくて真似しちゃわない為に一生懸命色々なものを見なきゃいけない
知らない方が強いこともあるかもしれないけど、やっぱり知ってるに越したことはない。

2008/12/26

走れ

「そこに光が差してるだけで何で美しいんだろう」と同じ次元で
「そこを人が走るだけで何で興奮するんだろう」。


2008/12/24

水の怖さ

水は怖い。

水のある所に霊は集まりやすい、とか。
「水子」ていう言葉とか。

海も怖いし、河も沼も池も怖い。
底が見えなくて何がいるかわからない感じが怖い。

人間は自分の星を出て別の星のことは調べられても、
自分たちの星の海は調査しきれていない、という不思議。
てことは、河、沼、池はないにしても、もしかしたら海には、見たこともない恐ろしい生き物がいて、しかもそいつがたまたま人間の行動範囲にまで出て来ちゃって、ていうこともないとは限らない。
そういえばネス湖のネッシーだって何年も騒がれて未だに調査も続けられてて、それでもまだはっきりと否定も肯定も出来ないという不思議。
湖にくらべたら海なんて、それこそ話になんないくらいの大きさな訳で、一番深い湖でも1600mくらいなのに海の一番深い所は1万m超え。とんでもない。

「母なる海」でありつつ、どこか常に畏怖の対象でもある海。

人間の進化に関するある仮説で、ある程度進化した段階でヒトは一度海に戻った時代がある、ていう説があるらしい。
今のヒトの身体的特徴からすると、水棲に適した特徴が幾つもあるらしい。
つるっとして体毛の少ない肌とか。

で今もそんな身体のまま、陸上で暮らしている訳ですが。

なんで水棲に適した身体のまま陸上で暮らしているのか、と。
それは進化のスピードが追いつかないほど突然、水棲の暮らしをやめて陸上にあがったんじゃないか、ということ。そうせざるを得ない何かが水棲の暮らし(海)にはあって、それがヒトの生活環境を急激に変化させたのではないかと。

こんなふうに海で怖い何かがあったことを本能的に知っているため人は水が怖い。

のかもしれない。


何かの本で
「水に関する施設や建物は、比較的長い間動くことがないからその分、人の想いや色んな怨念なんかがこもりやすい」
ていうのを読んだけど何だったかな、

こんな季節に水の話なんて寒いったらない。

中原中也

海にゐるのは、
あれは人魚ではないのです。
海にゐるのは、
あれは浪ばかり。

曇つた北海の空の下、
浪はところどころ歯をむいて、
空を呪つてゐるのです。
いつはてるとも知れない呪。

海にゐるのは、
あれは人魚ではないのです。
海にゐるのは、
あれは、浪ばかり。

2008/12/18

ハナレイ

ちょっとしたきっかけで何かから離れたり。

最近だと音楽離れが著しい。

きっかけはipodの紛失から。
はじめはあんまり耳元寂しくて携帯ラジオとかかってみたけど、この辺電波悪い+ラジオそのものの質が悪い、ですぐに使わなくなりましたとさ。

そうすると最初はどうしようもない違和感なんだけどそのうち慣れて来ちゃって、逆に周囲の喧噪が落ち着いたりとか。

こうして考えると音楽って自分の中じゃそんなに大きくないのかな、て思う。
それって実はちょっと意外だ。


ipod買ってからまた考えようかな。

3、4万くらいか。


結局ちょっとしたきっかけって、たいていお金なんじゃないかなとふと思う。

2008/12/17

好きなものとは。

自分の好きなものが何かも分からないなんて致命傷。

でも一番好きなものってなんだろう。

ぱっと一つ挙げられる人がうらやましい。


こうやって自分のことさえ自分にきちんと伝わってないのに、これからの将来人の思ってることを形にして社会に伝えていくような仕事なんて絶対に出来ないと思う。

どうしたらいいのか、その為には自分とより向き合うべきだと気付いた。

危なく自分探しの旅に出ちゃおうかと思うくらい自分を見失っていた今日この頃。
回りにいる人のいい所を見つけてはうらやましくなって、自分とくらべては焦って、何かしら理由を探して今の自分を肯定して。
という作業を数えきれないほど繰り返して大忙しだった。そりゃ病みもするわ

自分は自分、て思ってた自分がいたことに違和感。
その頃からくらべて格段に世界が広くなった証拠ではあるけど、その世界で自分の世界が薄まったような気もしなくはない。

インプットのしすぎでアウトプットするチカラが弱まってる。
基礎体力不足が深刻だ。手を動かそう。

日記を毎日描こう好きな絵を描こう

最初は昔みたいにうまくいかないに違いない
と書いておく。逃げそうな自分への戒め

指導を受け続け「幸せになって欲しい」とまで言われたからにはそのための努力を惜しまない責任と義務がある。
幸せになる。宣言

ボスに挑む前にはまずは草原でレベルあげ

2008/12/13