2008/12/24

水の怖さ

水は怖い。

水のある所に霊は集まりやすい、とか。
「水子」ていう言葉とか。

海も怖いし、河も沼も池も怖い。
底が見えなくて何がいるかわからない感じが怖い。

人間は自分の星を出て別の星のことは調べられても、
自分たちの星の海は調査しきれていない、という不思議。
てことは、河、沼、池はないにしても、もしかしたら海には、見たこともない恐ろしい生き物がいて、しかもそいつがたまたま人間の行動範囲にまで出て来ちゃって、ていうこともないとは限らない。
そういえばネス湖のネッシーだって何年も騒がれて未だに調査も続けられてて、それでもまだはっきりと否定も肯定も出来ないという不思議。
湖にくらべたら海なんて、それこそ話になんないくらいの大きさな訳で、一番深い湖でも1600mくらいなのに海の一番深い所は1万m超え。とんでもない。

「母なる海」でありつつ、どこか常に畏怖の対象でもある海。

人間の進化に関するある仮説で、ある程度進化した段階でヒトは一度海に戻った時代がある、ていう説があるらしい。
今のヒトの身体的特徴からすると、水棲に適した特徴が幾つもあるらしい。
つるっとして体毛の少ない肌とか。

で今もそんな身体のまま、陸上で暮らしている訳ですが。

なんで水棲に適した身体のまま陸上で暮らしているのか、と。
それは進化のスピードが追いつかないほど突然、水棲の暮らしをやめて陸上にあがったんじゃないか、ということ。そうせざるを得ない何かが水棲の暮らし(海)にはあって、それがヒトの生活環境を急激に変化させたのではないかと。

こんなふうに海で怖い何かがあったことを本能的に知っているため人は水が怖い。

のかもしれない。


何かの本で
「水に関する施設や建物は、比較的長い間動くことがないからその分、人の想いや色んな怨念なんかがこもりやすい」
ていうのを読んだけど何だったかな、

こんな季節に水の話なんて寒いったらない。

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